ネイティブアメリカンフルート「はもん」主宰の藤田由季(ふじた ゆき)です。
ネイティブアメリカンフルートはインディアンフルート、ラブフルートとも呼ばれています。 私はネイティブアメリカンフルートに出会い、どこか懐かしくて親しみもある優しい音色にとても惹かれました。自分でも演奏するようになり実感したのは、ネイティブアメリカンフルートは優しくて癒しの音色なだけでなく、とにかく自由で、吹く人の気持ちをそのまま表現することができる楽器だということです。自分で奏でた音色に何度も感動し、癒されました。単に演奏が上手い・下手だということだけではありません。演奏をしながらも、一番近くで聞いているのは自分自身だったからです。
そんな感動した瞬間を、1人ではなくもっとたくさんの人とも分かち合いたい!その想いから「はもん」をつくりました。
知れば知るほど奥が深い、歴史も長いネイティブアメリカンフルート。このブログでは、ネイティブアメリカンフルートのこと、そしてネイティブアメリカンフルートを演奏する時にとても大切な呼吸についてや自然との繋がりについて、日常の中にネイティブアメリカンフルートがあるってどんな感じ?というような事をこれからもっとお伝えしていきたいと思います!よかったら、また読みにきてくださいね。
講師紹介
岡山県出身、広島県江田島市在住、学生時代は幼児教育を専攻する。
卒業後は保育士資格・幼稚園教諭免許を取得し、6年間保育園へ勤める。その間にリトミックに出会い、リトミック研究センターで学び始める。そして「リトミックを通して子ども達1人ひとりとしっかり向き合い、個性を伸ばしていけるような指導がしたい」と思い、リトミックを学び始めてからは1年で保育園を退職。リトミック指導資格を取得し、保育園退職後は単発のリトミックイベントなどを開催しながら、リトミック研究センター認定教室「ハピスマリトミック」を開業。教室での少人数でのレッスンに加え、大勢が集まる単発の親子イベント、児童館や保育園でのリトミック、図書館での絵本リトミックなども開催。0歳〜就学前のたくさんの子ども達の成長に関わってきた。
そんな中、教室開業から約6年の2018年の7月におこった西日本豪雨災害により自宅が大きな被害を受ける。教室再開の目処が立たず、やむなく廃業。
その後プライベートでは結婚し県外へ引っ越し。その時にネイティブアメリカンフルートの存在を知る。興味を持ち、「日本インディアンフルート協会」の尾崎元章先生に演奏法を学ぶようになる。ますますネイティブアメリカンフルートの音色に魅了され、その演奏法・表現法を日々学び続けている。
そして、ネイティブアメリカンフルートのレッスンとは別に以前から続けていた呼吸法のレッスンがネイティブアメリカンフルートを吹く時の体の使い方や吹く時のイメージの持ち方などでとても活かされる。それにより、深い呼吸でネイティブアメリカンフルートを吹き、その音色を聞き色々な事を感じる事が心身の健康や美しさに繋がっていることを実感。ますます興味がわき、現在のネイティブアメリカンフルートを使った「はもん」での活動へと繋がる。
「はもん」名前の由来
ネイティブアメリカンフルートを通じて感じる喜びや感動、幸せ。そんな気持ちをたくさんの方々と分かち合いたい。そんな想いから生まれたのか「はもん」です。
ネイティブアメリカンフルートを吹くと、フルートと奏者が一つになって(その人の表現力や思い、その人がもつエネルギーが加わったりして)360°から広がっていく様に音が響くイメージがありました。教室の名前を決める際に、“その人にしかない音色を響かせる”“遠くにまで音色を届ける”というような名前がいいなと感じていて、パッと浮かんだのが水面に広がる波紋の形でした。
この中心から段々と大きく広がっていく様子、そして近くで別の波紋が生まれても消えることなく美しく重なり合う様子がとてもぴったり!と思いました。
また、ネイティブアメリカンフルートは1人で吹くのも良いですが、複数人で演奏するのもその音の重なり合いがとても綺麗な楽器です。そういった部分から、人とのコミュニケーションの中で生まれる“ハーモニー”という意味も含まれています。
ネイティブアメリカンフルートの優しい音色の雰囲気と親しみをもってもらえるようにひらがなで「はもん」としました。
ネイティブアメリカンフルートは、初心者の方でも手にした瞬間から簡単に音が出せる楽器です。
音楽の経験があまりない…という方でも、即興的に音をだしても何となくメロディーになるのがネイティブアメリカンフルートの素敵なところです。在宅時間が増え、制限されることも多い今、ネイティブアメリカンフルートは疲れた心に癒しを与えてくれたり、日々の活力となってくれるきっかけとなるかもしれません。
そんなネイティブアメリカンフルートの素敵な音色をたくさんの人に伝えていきたいと思います。